新築の家で一番嬉しかった出窓

子どもの頃、それまで暮らしていた2DKの社宅から、念願の新築一戸建てに引越をしました。
その新しい家はすべてがまぶしく思えました。社宅は二部屋とも畳の部屋だったので、新築の家の廊下のフローリングも、リビングの絨毯も、ダウンライトや階段さえも、とても素晴らしいものに感じました。

 

中でも私が好きだったのはリビングについていた出窓です。
なんておしゃれなんだろうと感動しました。家族の写真を飾ったり、母のお気に入りの置物を置いたり、父のゴルフのトロフィーが置かれたりしました。前の家では家の中に物を飾るなんて習慣もスペースも一切なかったので、飾ることが楽しくて楽しくてしょっちゅう出窓をレイアウトし直していました。

 

そんな出窓も築10年を超えると金魚の大きな水槽が陣取り、そのまた10年後には完全に物置き状態

 

そして築30年たった今では出窓のすきま風が冬にとても寒く、いっそ出窓を壊してしまおうかなんて話が上がっています。